ムラサキツバメの幼虫
ムラサキツバメの幼虫を見る為、マテバシイの幼木がたくさんある場所へ行ってみました。幼虫は新芽を丸めて巣を作ります。幼虫は体からアリの好む液体を出すので、アリの姿が見つかれば幼虫は簡単に見つかります。たくさんの幼虫がいたので、いくつか巣の中を覗いてみました。すると、終令幼虫1頭に約30頭のアリが群がっていました。若令幼虫でも2頭、幼虫が大きくなるにつれてアリの数も増えてゆきます。幼虫1頭の体から30頭のアリに与える液体を賄えるなんでびっくりします。どの幼虫にもたくさんアリが群がるのですから、天敵から身を守るのは容易な気もしますが、自然界はそんなに甘くないのでしょう。幼虫とアリの関係、不思議です。
丸まった新芽
幼虫の姿がしっかり隠れるほど頑丈に葉を巻いて巣を作ります
中には、外から見えている幼虫もいます
巣を覗くとアリ達は一斉に散ってしまいます
アリたち、何の相談でしょう?
幼虫にもらった液体でお腹が膨らんでいるのでしょうか?
幼虫のおしり
液体を出す穴があります
幼虫の頭
顔はどこ?
顔は下からのぞくと見えます
どう?意外な顔でしょう?
丸まった新芽
幼虫の姿がしっかり隠れるほど頑丈に葉を巻いて巣を作ります
中には、外から見えている幼虫もいます
巣を覗くとアリ達は一斉に散ってしまいます
アリたち、何の相談でしょう?
幼虫にもらった液体でお腹が膨らんでいるのでしょうか?
幼虫のおしり
液体を出す穴があります
幼虫の頭
顔はどこ?
顔は下からのぞくと見えます
どう?意外な顔でしょう?
by mmerian
| 2010-04-26 19:17
| 蝶
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Comments(4)
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カトカラおんつぁん
at 2010-04-27 20:20
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前にも書いたことがあるのに、この幼虫の写真を見たら書かずには居られなくなる私です。
きっと、この感覚が東北に住んでいないと分かりにくいかと思います。温暖化と言っても、この蝶がみちのくまで北上してくる迄この世に生きていられるかどうか。
きっと、この感覚が東北に住んでいないと分かりにくいかと思います。温暖化と言っても、この蝶がみちのくまで北上してくる迄この世に生きていられるかどうか。
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clossiana at 2010-04-27 21:01
ムラツの幼虫をこの時期に見たことはありません。昨年の9月に見たときは同じように沢山の蟻に囲まれていました。アカタテハといい、ムラツといい、巣を見つけると、どうしても開いてみたくなりますね。ところで幼虫が私の見たものよりも、透き通っているように思えます。季節の違いかな?
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mmerian at 2010-04-27 22:11
カトさま、ムラサキツバメの集団越冬を観察すると益々ファンになるかもですよ
普通種だけれど、好きなチョウです(^^)
普通種だけれど、好きなチョウです(^^)
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mmerian at 2010-04-27 22:14