東米良の焼畑

Hちゃんに連れて行ってもらった東米良の焼畑。
○さんの獲ったシシ肉・アユの塩焼き、アクマキ、地キュウリが美味しかった。
昔、アユは夜に松明を焚いて、それを片手に持って魚が寝ている間に獲ったというおじいちゃんの話がすごく面白かった!
今日は、奥山の暮らしに触れて、お腹だけではなく心もずんと満たされました。
山間地の文化は、街中よりずっと水準が高いと思います。
経済戦略も、高度成長もいらない、昔ながらの暮らしの中に結いの精神が今でも続いているのです。
山間地に暮らす人の幸せな笑顔を見るたびに、街中で生活するのは不幸なことだと思ってしまいます。

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椎葉伝承の蕎麦の種子。
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私と同い年の○さん(女性)が川に潜って獲ったアユ。
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夫婦で猟師の○さんの仕留めた猪肉。
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私の好きな田んぼの雑草、ホシクサ。
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by mmerian | 2014-09-09 23:49 | Comments(6)
Commented by K.M at 2014-09-10 10:41 x
うちも父方も母方も2代前はそんな生活だったようです。子どもの頃に里帰りして、まったけとか採りに行ったのが懐かしい…
水も井戸からキッコキッコ手動ポンプで汲み上げる。
五右衛門風呂で湯加減はテクニカルな技術…
薪割りして、薪置き場はカミキリムシの宝庫…
何でも商店みたいな家が一軒だけあって、なんでもそこで買う…
そこにないものは、街まででないとないwww
今や廃屋w
戦後の経済成長恐るべしwww
Commented by mmerian at 2014-09-10 21:07 x
KMさん、私のおばあちゃんちとおんなじです!
↑は、子どもがいなくなって山村留学をやっている地区です。
現在25名だそうですが、貴重な体験できますよね。
私も通いたかった!ヽ(^。^)ノ
Commented by at 2014-09-13 17:01 x
蕎麦はまだ土が熱いうちに蒔いても大丈夫なのだそうですね。その昔、東南アジアの焼き畑と比べるため、椎葉の焼き畑をよく研究しました。
というのも熱帯林の減少は「無知な農民」の焼き畑のせいにされることが多いんだけれど、伝統的焼き畑はそんなことはない、商品作物栽培のための焼き畑とはきっちりわけて考えなくっちゃ駄目なんですね。宮崎はいろいろなことで、憧れの土地でしたよ。
Commented by mmerian at 2014-09-14 08:38 x
春さん、
焼畑は理にかなった農法で、作物は良く育つし虫も来ないと聞きました。火つけには技術がいって、なかなか難しそうでした。拾い土地があって循環できるシステムがあったからこそ、椎葉では続けられたのだと聞いています。椎葉の蕎麦の実は小さくて、収穫量も少ないそうですが、強い野生に近い品種だす。
Commented by カトカラおんつぁん at 2014-09-15 06:44 x
ご無沙汰してました。
焼き畑についての春さんのコメント読んで、同感です。
女性が潜ってとった鮎にも注目でした。いまだ現役ってのが凄い。憧れてしまう生き方です。
Commented by mmerian at 2014-09-17 22:13
カトさま、
自宅のすぐ隣が川で、ツリーハウスの階段を下りるとアユが泳いでいます。自然の恵みの中で生きるって幸せそのもの。本当に憧れてしまいますね。
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南国・宮崎の蝶を中心とした、のんびりmamaブログです。


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