チャート石

先日拾ったチャート石を、岩石の先生に見ていただきました。
先生は、宮崎の海岸でチャート石を拾える場所は今まで知らなかったそうです。
ネットで調べると、チャート石は火打ち石とも呼ばれ、遠洋性の深海堆積物、放散虫の化石の集まりで出来た石です。約１億年もの長い年月をかけて遠い南の国からやってきた「南の海の旅人」で、１年で約３cm移動する太平洋プレートの影響を受けて日本にたどり着いたのだとか。小さな石にも隠されたドラマがあるのですね。ドキドキワクワク。



赤、白、黄色、緑、グレーなど色分けすると、グループが出来ます。
酸化が進んだものは、赤っぽくなります。


お気に入りの石は、ジェスパー石の仲間でした。


宮崎にはオパキュリナ（有甲虫の化石、新世代第３紀中世代）もあります。
小さなアンモナイトがたくさん詰まっていて、ステキな石です。