2009年 03月 19日 ( 1 )


マリア・シビラ・メーリアン

17世紀、ダーウィンよりも早く、フンボルトよりも前に、オーデュボンにも先じて、ヨーロッパから新世界に渡ったナチュラリスト、メーリアン女史の本をpekeyamaさんから紹介していただいて読みました。

生まれながらの「虫めずる姫君」メーリアン女史は、挿絵や地図がふんだんに盛り込まれた出版を得意とする印刷工房に生まれ、「新世界の花図集」「大航海」などの書物に囲まれ育ち、芸術や自然に対する姿勢、絵を描く技術を学びました。当時の女性は手に職を持ち独り立ちして生活することは許されません。魔女裁判などの風潮もあり、昆虫が悪魔の化身だった時代、そんな中でメーリアンは芋虫を育て、絵を描き、結婚してからも探究心を持ち続けます。52歳にして危険を冒してまでも昆虫観察のために船出。海賊、船の沈没、熱帯の病気の恐ろしさもおそれずスリナムに向い、事実を正確に描くことに情熱を注ぎます。
「スリナム産昆虫の変態」図譜を見て、その美しさと初めて昆虫図譜を描いたのが女性だということに感激して、ハンドルネームをmmerianとしましたが、こんなに強く逞しい女性にはなれそうもありません。
でも、真っすぐ前を向いて自分の道を歩いていくことはできるような気がしています。
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ツツジの蕾が膨らみ始めました
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ハルリンドウ
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冬を乗り越えたイシガケチョウ
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by mmerian | 2009-03-19 23:53 | 書籍 | Comments(2)
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南国・宮崎の蝶を中心とした、のんびりmamaブログです。


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