2013年 08月 25日 ( 1 )


Nくんのバック

 思いがけず、高校時代の地学の先生の講義を受けました。テーマは、九州島の成り立ちと地質~宮崎県境の鉱物について。先生が県内で有名な地質学者だと知ったのは、数年前。先生の名前のついた新種の石も最近発見されました。当時、芸術科専攻だった私にとって地学は必要のない科目だったので、当然の落ちこぼれ組。後年、ちゃんと授業を受ければよかったとすごく後悔していたので、昨夜は大感激の夜!御年90歳の先生にはこれからもお変わりなくお元気でいて欲しいです。そして、機会があれば、また授業を受けたいと思います。
ちなみに(お恥ずかしい話?)、現在の宮崎県内のすべての高校に「地学」の授業はありません。理由は、受験科目に「地学」のある大学がほとんどないからです。寂しい話です!

 昨夜はいろいろな人の集まりでした。森林の勉強をする人、無農薬農業を志す人、歴史を語る人、ふるさとの自然を守るために走り回る人、昆虫調査をする人、植物や鳥を調べる人、登山をする人・・・。分野は違えど、願いははひとつ、古里の美しい山と草原の維持でした。シカの食害による山の変化は全国的に問題視され、危機感が強まっていますが、同じように、草原の状態も深刻です。昔、草原を真っ赤に染めたササユリの花は消滅し、鹿や猪に根っこを食い荒らされて、草原の花は激減しています。このことは以前から聞いていた話ですが、実際その様子を見に行くと、なんとかしなければ手遅れだという状況に呆然とします。国や行政の対応では間に合わない、そんな状況なのです。これは専門家のアドヴァイスがなければ気がつかないことです。。鹿が近づかない登山道しか知らない登山者は、山の変化に全く気がついていません。なんとなく草原の花が減ったなあと思っている農家の人に危機感はありません。事実を伝えて、共に考えて、行動する、その原動力は地元力です。いろいろな人の関わりが、美しい景観を維持し、未来に繋がるのだと確信しています。



いつもの相棒Nくんのバック。
アカツメグサ、ウスタビガの繭、鳥の羽根、TAMIYAのピンセット・・・かっけー!

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by mmerian | 2013-08-25 22:23 | 調査会 | Comments(18)
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南国・宮崎の蝶を中心とした、のんびりmamaブログです。


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